赤ちゃんにあいたい<不妊治療の基礎知識> ★排卵から妊娠まで
![]()
卵子は卵巣の中で卵胞に包まれるような形で成熟します。(原始卵胞)
そして、月経周期の中期(月経開始日から2週間後)になると卵胞が破れ、卵子が排出されます。
これが排卵です。
ところで、原始卵胞が成長して排卵するまでに何日ぐらい必要かご存じですか?
↓↓↓
原始卵胞が、前胞状卵胞に成るまでに、3か月以上。さらに、初期胞状細胞から良質な卵子に成長して排卵するまでに最低90日かかります。 ↓↓↓ つまり、妊娠しやすい体つくりのためには、卵子の質をよくしてあげることがとてもとても大切です。毎日の養生が卵胞の成長に影響します。
さあ!排卵され飛び出した卵子は、卵管の先にある卵管采(らんかんさい)と呼ばれるひだでキャッチされ、卵管内に入ります。そこでタイミングよく精子と出会えば受精となります。
受精卵(胞胚とも呼ばれます)は分割を始め、3?4日かけて子宮へと運ばれて行き、しばらくすると子宮の内側の膜にもぐりこみます。これを着床といい、妊娠が成立したことになります。排卵から約1週間の道のりです。
→全長50ミクロンの精子に比べ、卵子の大きさは直径0.2ミリ。見ようと思えば肉眼でも見ることができます。
★ホルモンの働きと月経周期
★よくある不妊の原因
|
<女性> |
<男性> |
|
◆排卵因子 ホルモンバランスに問題があるため、卵胞が育たない、排卵が起こらないなど |
◆造精機能障害 男性にみられる不妊の原因の多くは、精子を作る機能の障害(造精機能障害)にあるといわれています。 |
|
◆卵管因子 細菌感染などによって卵管がふさがれたり、精子が卵子に到達できない |
◆機能不全 |
|
◆子宮因子 子宮にできた腫瘍や子宮の形に問題があるなどの原因で、受精卵(胞胚)が着床できない |
◆精路通過障害 |
|
◆頸管因子 頸管粘液の粘りが強く、精子が子宮に進入できないなど |
◆副性器障害 (副こう丸炎、前立腺炎など) |
★女性に対する主な検査
最も基本的な検査は基礎体温測定です。これによって排卵の有無がわかります。そのほかの不妊症の検査には、月経周期の時期に関係なくいつでも行える検査と、月経周期に合わせて行う検査があります。
●基本的な検査
問診・視診、膣鏡診、内診、直腸診、基礎体温測定、卵管疎通性検査、頸管粘液検査、子宮内膜組織検査、膣スメアの細菌学的、細胞学的検査
●特殊な検査
内分泌学的負荷試験、性腺系ホルモン測定、副腎皮質機能検査、頸管粘液の精子適合試験、内視鏡検査、卵巣組織学的検査、染色体検査
●月経周期に合わせて行う検査
|
7?10日目 |
12?15日目 |
20?22日目 |
|
・ホルモン測定 ・子宮卵管造影 |
・ホルモン測定 ・頸管粘液検査 ・超音波卵胞計測 |
・ホルモン測定 ・子宮内膜組織診断 |
★男性に対する主な検査
●基本的な検査方法
問診、視診、触診、精液検査、性腺系ホルモン測定、精管精のう腺撮影、こう丸組織学的検査、染色体検査
●精液検査と異常
精液検査によって、以下のような異常が認められることがあります。
乏精子症(精子が少ない、1ml中に2000万個未満)
無精子症(精子が作れない)
精子無力症(精子の運動性が弱い)
→→→<不妊治療の実際>はこちらです


お肌のトラブル
