<死別の悲しみを癒しましょう(グリーフケア) >
大切な人(子ども、配偶者、親、友人など)が亡くなるというのは、ほんとうにつらいものです。
残こされたものは大きな悲嘆(グリーフ)に襲われます。でも・・・
あなたは、亡くなられた人の寿命を受け継いだのです。
時間がたつと気がつくのですが、
その人はゆっくりとあなたの心奥に宿っていて
生ある限り、励まし、いたわり、和ましてくれます。

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あなたは、亡くなられた人の寿命を受け継いだのです。 時間がたつと気がつくのですが、 その人はゆっくりとあなたの心奥に宿っていて 生ある限り、励まし、いたわり、和ましてくれます。 |
当事者でないとなかなかわかならい苦しみですが、立ち直るまで数か月~数年と個人差があります。私自身もまだまだグリーフワーク中なのですが、多くの方々から残された悲しみ辛さをお話いただくことがとてもよくあります。故人がどういう存在であったかによってその思いはさまざまで一様ではありません。
悲しみや複雑な心理状態は、人によって病的な状態に迫り医療機関を受診される方もおられますが、大切な人を失った後いちばん大切なことはどんなことだと思いますか?
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それは、思い切りその死を悲しむこと。
気持ちの整理がつくまでは、しばらく思う存分泣き暮らすことも必要です。
故人への思いはほとんど絶え間なく繰り返し襲ってきて、私たちを苦しめますが(ときにはフラッシュバックのように)、この反芻作用は悲しみを癒す作業の大切な役目をになっています。
眠れない、食欲不振などうつ病のような症状があらわれることがあります。けれど、これは悲しみがもたらす正常反応です。
いつか必ず死別の悲しみの転換期がやってきます。それは、突然気持が軽くなるわけでも、急に活動的になるわけでもありません。前より少しだけ力が出せるような気がしてくるのです。
悲しさが薄らぐとか乗り越えたというより、この辛さも自分の中の一部になったように私は感じています。
◆心がけましょう
- 他人から距離をおくことを自分に許しましょう。「愛する人を失ったこと」を受け入れる大変な作業をするのは、心と体の回復のため静かな時間が必要です。
- 自分にはエネルギーを温存する必要があるのだと認識しましょう。 死別の悲しみは、体の一部(たとえば手足)を失うのによく似ていることに気がつきます。回復のため十分な時間をかけましょう。
- 必要なだけ眠るようにしましょう。
- 思い出の反芻作業は自然にまかせましょう。
- アルバムをみて人生をふりかえりましょう。
- 何か元気がでることをしましょう。
- 今日一日なんとか過ごせば、残された苦しい時期が一日減る・・・と信じて乗り越えましょう。
- 愛する人を失ったのだからという理由で、ついあなたが受け入れていた依存的な行動に注意を払い慎みましょう。
- 疲労感があったら無理をせず休みましょう。
- 生活をシンプルにしましょう。
- 頭がおかしくなっているわけではないと自分にいいきかせましょう。
(死別の悲しみをいやすアドバイスブックより)
◆心・精神の疲れ(気の病)に漢方薬もあります。
それは
漢方には活きている「気」があるから。
- 気を補ってあげる
- 気を抜いてあげる(発散する)
- 気を和ましてあげる
- 上がっている気(衝逆)を引いてあげる
- 滞るっている気をめぐらせる
- 鬱っしている気(こもっている気)を散らす
など漢方ならではの働きで、気のめぐりを整え正しく戻してあげることができます。
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◆3つのこと
鈴木秀子さんの「奇蹟は自分で起こす」という本のなかで、心に残った言葉です。
苦しいときは3つのことを心にとめておいてください。
一つ目は、苦しみには必ず意味があるということ。
二つ目は、この苦しみを乗り越える大きな力があなたの中に与えられているということ。
三つ目はこの悲しみのさなかにあっても大宇宙はあなたの味方であり、あなたにはたくさん味方がいるということ。
◆ストレスが弱まると体が回復し始めます。
少しやる気がでてきます。適度な運動をすることや、睡眠パターンをもどすための努力も大切です。
最後に、とても大きなテーマですが「死の中に何か意味を見出すこと」とある本には書かれています。
○私の場合はまだまだ模索中です。ただ葬儀に出席してくれた方々、温かい言葉をかけてくださる方々に深く感謝し、今もそういった人たちによって自分が支えられていると感じています。また、故人が私の知らないところでたくさんの方々に愛されていたこと知り、とても慰められています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
一日も早く、深い悲しみからあなたが癒されますように。


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