<ちょっと心配・・・生理不順> 
●生理の周期が一定していません
平均的な生理周期は28日です。25日~34日でめぐってくる範囲なら正常の範囲とされていますが、ホルモンはストレスや生活環境の変化などに影響を受けて周期が乱れていることがあります。
漢方では、その病因は血自体がたりないものと、血の流れが滞ってしまっているもののふたつだとしています。
たとえば、手足が冷えて疲れやすいタイプの人ならエネルギー不足で代謝機能の低下が起こっているのかもしれませんし、ストレスから気の巡りが悪くなって生理周期が乱れていることもあります。また、お血といって血がドロドロで滞っておこっていることもあります。
●生理が遅れがちです
生理と生理との間隔が39日以上あくものを「稀発月経」といいます。
無排卵周期症と、卵胞の成熟が遅れるために生理から排卵までの期間(低温期)が長くなって生理周期があいてしまうものとがあります。この状態が3周以上続くと「月経後期」といい、2~3ヶ月に1度しかこないこともあります。
排卵をしていない場合(無排卵性)、排卵性であっても低温期が長く卵子の育ちがあまりよくない場合など妊娠しにくい状態となります。
●生理が月に何度もきます
月に何度か生理があることを「頻発月経」といって、24日以内にやってくる間隔が短い生理のことをいいます。
頻繁に生理がやってくるときは、無排卵周期症の他、卵胞期が短くなる場合と黄体期が短くなる場合とがあります。
黄体期が短い場合は、黄体機能不全が考えられます。
卵子がしっかりと成熟する前に排卵されていたり、黄体機能が弱いので着床しづらく不妊症につながるケースもあります。
●生理がないのです
月経がみられないことを「無月経」といいます。
無月経は、「生理的無月経」と「病的無月経」に分かれ、病的無月経には、18歳になっても生理が起こらない「原発性無月経」と、これまであった生理が3ヶ月以上停止した「続発性無月経」があります。
続発性無月経は、視床下部-下垂体-卵巣系および子宮の異常によるもの、他の疾患による二次的なものがありますが、視床下部性無月経では原因がよくわからないもの(心理的ストレスによるもの)が大半を占めます。
生理が何ヶ月もこないということは、無排卵で妊娠できないだけでなく、長く続くと子宮内膜が萎縮して治療しにくくなります。
<無月経の重症度のよる分類>
女性ホルモンの分泌具合によって分類されます。
・第1度無月経・・・エストロゲンは分泌されているが、プロゲステロンは分泌されていない
・第2度無月経・・・エストロゲン・プロゲステロンの両方とも分泌されていないもので、より重症ということになります。
※下垂体腫瘍や内分泌系疾患など他の原因は専門医にご相談ください。



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