今からでも間に合う夏バテ対策
夏バテはなぜ起こる? こんにちは。薬剤師の竹内史満子です。こちらのページもお読みただきありがとうございます。 一年の中で、もっとも体力が必要な季節と言われる夏。そろそろバテてきた人も多いのではないでしょうか。 ところでこのだる~い夏バテはどのようにして起こるのでしょう。そのメカニズムははっきりとは分かっていませんが、下のような説が考えられています。
① 血液の偏り
気温が高くなると、体温を調節するため血液が体の表面に集まり、胃腸を巡る血液が減少することで消化能力の低下・食欲の低下が起こり、体力が減少します。
② 水分の過剰摂取
多量に汗をかくため、水分補給の機会が増えます。水分補給は必要といえども、過剰であると胃酸が薄まり、消化能力が低下し、食欲不振、体力低下を引き起こします。
③ 自律神経失調
過度の冷房により、筋肉が硬直(いわゆる凝り)したり、血行が悪くなります。また、外気との温度差が5℃以上になると自律神経が正常に機能しなくなり、様々な体調変化を引き起こします。
④ 睡眠の質の低下
熱帯夜や過度の冷房により、睡眠の質が低下します。質の低い睡眠では日中の暑さによる体力低下をカバーできず、疲労が蓄積して夏バテ症状が現れます。
※7月号「夏風邪について」のページはこちらからご覧いただけます。
| ★今すぐできる夏バテ対策★ |
食欲がわかないときには
食欲がないときでも冷たいジュースやアイスクリーム、そうめんなどは食べやすい食品ですが、これらばかり食べていると栄養が偏るうえ内臓を冷やしてしまいます。内臓が冷えると更なる食欲低下を起こして夏バテを助長しかねません。しかし、食欲がないときに食事をしっかり摂ることは億劫なもの。そのようなときには食事に一工夫して、自然に食欲を回復させましょう。
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<食欲がわかないときの食事の工夫> ① 少しだけ濃い味付けにする(食欲が戻ったら通常の味付けに戻す) ② 熱いものと冷たいものを両方用意し、温度に変化をつける ③ 香辛料や香味野菜を利用する |
眠れないときには
プチ長風呂のススメ
ぬるめのお風呂で少し長めに半身浴をすると、体の深部の温度が上がり、眠気が起きるため眠りやすくなると言われています。ただし、長すぎる入浴は多量の水分を失い心臓に負担がかかるため注意が必要です。また、入浴は体力を消耗するため極端に疲れているときの長風呂は避けた方が良いでしょう。
冷房が避けられないなら
体を中から温める
日ごろから冷房が整った環境で生活していると、体が夏モードに変わっていません。
そのような状態で、夏に旬を迎えるトマト、ナス、キュウリ、スイカなどの体を冷やす食べ物ばかり食べていると体を冷やし過ぎてしまいます。仕事などで冷房を弱められない場合には、体を温める食べ物である生姜、ココア、かぼちゃ、みょうがなどを摂り、体を中から温めましょう。
手軽にできる夏バテ対策
夏バテ時に感ずる疲労感にはビタミンやミネラルの不足が関係しているとされています。そのため、夏バテの回復にはビタミン、ミネラルなどの補給が有効とされています。
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